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遠野幻想探訪記③ | 碧空の向こう

201308

19

遠野幻想探訪記③

“マヨヒガ”は人を避けるを常とする

ratiltです。いよいよ遠野物語の世界に触れる探訪2日目。昨晩降っていた雨も明け方にはすっかり止んで、暑い絶好の観光日和です!

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8:30にホテルを出発。暑い

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ホテルから車で約30分、まずやって来たのは江戸時代の遠野郷の山里を再現した野外博物館『遠野ふるさと村』。開園時間ジャストに着いたおかげで一番乗りw

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受付を済ませると、最初に現れるのがマヨイガ橋。これを渡るとマヨイガの森です。

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昔々、遠野の地に三浦という家がありました。この家の妻は大層な正直者でしたが、どこか抜けたところがありました。ある日、薪を拾いに山へ出かけた妻でしたが、いいものが少なかったため、川に沿って次第に山中深くに入っていきました。すると、いつの間にか目の前には黒い門の立派な屋敷が現れていました。訝しみながらも屋敷の中に入ってみると、紅白の花が咲き乱れ、鶏や馬などの家畜も数多くおり、座敷には食事の準備もされていましたが、一向に人の気配がありません。もしや山男の屋敷なのではと恐ろしくなった妻は、慌てて屋敷から逃げ出しました。

後日、妻が川で洗い物をしていると、川上から見事な赤い椀が流れてきました。妻の下に流れ着き、一向に流される気配も無いため、これを持ち帰りましたが、食器にすれば汚いと叱られるかと思われたため、米を量る器として用いることにしました。すると、この椀で米を計るようになってから米が減らないどころか増えるようになり、流石に不審に思った姑に尋ねられ、そこで初めて事の経緯を話したのでした。

「遠野では、山中の不思議な屋敷をマヨヒガと云う。マヨヒガに行き当たった者は、その家の食器や家畜など、何でもいいので持ち帰れば幸運を授かることができる。その者に幸運を授けるために、そのような屋敷を見せるのだ。貴女が無欲で何も盗んでこなかったために、椀の方から自ら貴女の元に流れ着いたのだ」

その後、三浦の家は次第に豊かになり、遂には指折りの長者となったそうです。どっとはらい。

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森を抜けると、黒い門をくぐった先に立派な屋敷が! マヨヒガは正直で心の綺麗な者の前にしか現れないとされています。よってratiltさんの心が綺麗であることは疑いようの無い事実ですのだ(ドヤァ

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早速お屋敷に潜入。確かに人の気配が無いですのだ・・・

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祀ってあったオシラサマ。これについては後ほど。

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遠野物語では第63~64話にかけてマヨヒガについての記述があり、マヨヒガは遠野市の白望山(しろみやま)の山中深くにあるとされています。

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少女(18)が見た日本の原風景

その他園内にある資料館など、1時間ほどの散策の後、ふるさと村を後にしました。時期によっては体験プログラムなどの催し物もあるようですので、遠野を訪れた際には是非。

続いては伝承園に向かいます。

《つづく》

コメント

  1. […] 遠野幻想探訪記③より […]